
住友生命はインドネシアの国有銀行バンクネガラインドネシアの生保部門の株式取得を提案する準備をしている企業の1つだ、と事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
同関係者によると、住友生命は40%の株式取得提案を検討しており、最大で8億ドル(約780億円)相当となる可能性がある。同関係者によれば、住友生命はタイ生命の株式取得を断念しており、明治安田生命が取得を目指す唯一の企業となっている。
バンクネガラインドネシアは今後2週間で保険部門の株式売却を開始する計画。第一生命は今月、インドネシアのパニンフィナンシャル の生保部門に3兆3000億ルピア(約343億円)を出資することに合意している。
ブルームバーグの集計データによると、中間所得層の台頭を商機と見る企業は過去2年間に東南アジアの保険事業資産の買収に66億ドル余りを投じた。
住友生命と明治安田生命、タイ生命の広報担当者はいずれもコメントを控えた。バンクネガラの財務責任者には現時点で連絡が取れていない。明治安田がタイ生命への出資について独占的な協議に入ったことは、ロイターが先に報じていた。
ソース:Bloomberg.co.jp
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