2014年3月9日日曜日

基礎利益一覧(2013.12)

13年度第3四半期の基礎利益について纏めます。
まず、総資産順に一覧表でまとめました。
 
■損益計算書と賃貸対照表関連
基礎利益13.12.png
 
今回、ソニー生命がアクサ生命の総資産を上回りました。
第2四半期に引き続き、総資産が1兆円以下だとほぼすべてが赤字傾向にあると言うのが見て取れます。
契約数が増えるとそれに伴い責任準備金を繰入しなければならないと言うことから赤字となる傾向ではありますが、アクサダイレクト生命など責任準備金繰入額が多くないのに赤字と言うのは心配です。

■契約関連
基礎利益13.12_.png

次に契約関連ですが、第2四半期に引き続き、第3四半期で最も契約数、契約高が多かったのは日本生命となりました。
ただし、総契約数でアフラックがトップと言うのは揺るいでいません。単純計算で国民の1/6近くがアフラックの保険に入っていると言うのはすごいですね。
ただし、契約高を見ると他の保険会社ほど高くはありません。
これは、アフラックは医療保険やがん保険など保険料が少ない保険が多く、保険料が高い生命保険の割合が低いと言えるかと思います。



次は基礎利益だけに注目した前四半期比です。

■基礎利益(13.12決算)
基礎利益13.12__.png

12年度末と比較すると、ライフネット生命とメットライフアリコが赤字へ転落しています。
また、アクサダイレクト生命、AIG富士生命の赤字額がかなり膨らんでいます。
アフラックやあいおい生命は既に昨年を上回っていますね。

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