2014年4月3日木曜日

後期高齢者の保険料1.8%増 14~15年度の全国平均

厚生労働省は2日、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の2014~15年度の保険料が、全国平均で12~13年度比1.8%(99円)上昇し月額5668円になると発表した。高齢化や高度医療の普及で医療費が増えるため。低所得者の保険料軽減の対象拡大などで、伸び率は12~13年度の5.9%を下回った。
 
保険料は都道府県ごとに全市町村で作る広域連合が2年ごとに定める。14~15年度は27都県が引き上げ、20道府県が引き下げた。43都道府県が上げた12~13年度に比べ、保険料軽減の対象拡大や、医療費の伸びが予想を下回りお金が余ったことなどで、保険料を減額とする広域連合が増えた。

都道府県別では岩手県(6.4%増)、滋賀県(6.0%増)、三重県(5.5%増)が大きく伸び、秋田県(3.4%減)、石川県(3.2%減)、富山県(2.5%減)が大きく減らした。



高齢者負担率は二年ごとに見直しを行っていますが、医療費がどんどん増大し、高齢化もどんどん進む中、高齢者の医療費についてもう一度深く考えて行く必要がありそうです。

ソース:日経新聞
ソース:厚生労働省

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